私立医学部予備校のカリキュラムについて

私立医学部予備校のカリキュラムは一般的な予備校とは大きく異なっており、基本的には医療関係者に必要な倫理観を養う授業と、短時間で大量の情報を適切に処理することができる能力を養うための授業のふたつがあります。

医療従事者に必要な倫理観とは、人命を尊重して誰も差別せず、平等に取り扱う心を養うことです。

そのこころを養うために、予備校では生徒が主体となって授業を進めており、学生同士のチームワークがなっていないと授業が成り立たないことを意味しているのです。

短時間で大量の情報を適切に処理することができる能力を養うためには、普段から頻繁にテストを行っており、制限時間内にテストを的確に終わらせるように徹底的に訓練しています。

短時間で大量の情報を取り扱うには、時間制限がある中でのテストは非常に有効な方法で、将来的に医者として働くことになった際にも、患者の手術に医療ミスが出ないように集中力を維持することができるのです。